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2014年2月

きさらぎ

暦の上では立春を迎えましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

まだまだ寒さが残っているこの季節を、衣(絹)を更に着る月(衣更着)であるから・・・如月・絹更月・衣更月と呼ぶようになった。

この諸説を知った頃の私は、2月=立春=春物=綿・麻・絹=寒い=風邪をひく!のパターンを毎年、繰り返していました。少し賢くなった?近年は、2月に麻のジャケットを着てはしゃぐ事は我慢していますが・・・。衣(絹)好きのスイッチだけは困った事に勝手に入るのです。

桜の季節から初夏に向けて、綿や麻の白シャツに合わせて会社でも、海や山に出掛ける時も・・・快適に過ごせるパンツ&ジャケットが欲しい!この我がままな私のニーズを満たしてくれる生地と言えば・・・やはりサマーウールが定石ですが・・・出来ればシルクが入ったウール/シルクが有ればご機嫌です。織り組織は、男服の代表選手!ヘリンボーン(杉綾織り)ならさらに・・・ご機嫌です。

そんな生地はめったに有りませんが・・・さらに悪乗りして!・・・先染めで・・・緯糸(よこいと)は黒・・・少し大きめ(1.5cm)の杉綾織り・・・シルク50%・・・150cm幅・・・これだけの我がままなニーズを満たしてくれる生地を誰かお持ちではないでしょうか~??
この問いかけに・・・またもや、あの生地屋の社長が・・・

「う~ん・・・確か~有ったよ!」・「これ、どう??」・「シルク100だけど・・・」

私・・・「シルク100?」・「シャツ生地は要りませんよ!」・「パンツを作るので・・・」

社長・・・「これなら、パンツにも使えるよ~」・「高いけど・・・」・・・

私・・・「はぁ?何これ??」・「綿/シルク?」・「えぇ~~シルク100??」・・・・

「○X△#&@$%」・・・

緯糸(よこいと)に先染めの黒を使っています。しかも、シルク100%!奇跡の出合いです!これなら上質な綿や麻の白シャツは勿論、シルクや綿のサマーニットに合わせたり・・・夏の贅沢品(リザードやクロコ)の靴を履いてもOK!・・・。キーワードは黒!

「うーん・・・困りましたね~」 「これは・・・ヤバイな~」 「○X△#&@$%」・・・

久し振りにシルク100%のスーツが着たくなった私は・・・発狂寸前です!

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これが、私を発狂させた生地ですが・・・

重厚な織物ですが、シルクならではの滑らかさと自然な光沢が素晴らしいです。
シルクニットを着用されている方は、イメージし易いかと思いますが・・・
通気性・吸水性も抜群なので、汗を思いっきり掻く季節にも最適です。お手持ちの黒のアイテムと相性が良いので、色々な組み合わせを・・・発狂しない程度にお楽しみ下さい!

ペラペラのビジネス用(ウール/ポリエステル)のスラックスにどうしても抵抗が有る方や、麻素材や綿素材のパンツのシワが気になる方に是非!味わって頂きたい素材です。
ジャケット・パンツに仕上げますので・・・今しばらくお待ち下さいね~。

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男の作業着

もともと北欧の漁師の仕事着から進化したダッフルコートは・・・
フロントは木製のトグル(toggle)と呼ばれる浮き型の留め具と麻紐よって留められ打合せの右前・左前を風向きや波しぶきの方向に対して替える事が出来るように工夫されています。また、手袋をしたままトグルを外したり服を脱着できるのも特徴です。

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ダッフルの名称は・・・使用されている起毛仕上げの厚手のメルトン(紡毛織物)生地の原産地、ベルギーの都市デュフェル(英語名ダッフル)に由来するようです。
裏地は無く、作業服らしい一枚仕立てが特徴です。第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として使用され・・・その後、冬の定番服として一般化した事は有名な話です。
メルトン生地のダッフルコートは重くてゴワゴワした印象を持っている人が殆どだと思います。

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こちらの生地は・・・
イタリア製の軽くて暖かいメルトン生地にアルミコーティングが施されています。麻紐と木製のトグル釦の色は年数の経過で程よく変色する物を選んでいます。常連のお客様から軽くて暖かいダッフルコートが欲しい!!とのご要望を頂き・・・

完成した JAP’S流のダッフルコートです。

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多少の雪や雨は、フードを被ればご機嫌です。勿論!焚き火にもへこたれませんので・・・

お気に入りのフィールドへお出掛け下さいね~!

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