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2013年3月

ブラック・スーツ

今年も、新入学生と新社会人を祝福する桜の季節になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

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私は、毎年イカナゴ漁が解禁になると春の訪れを感じ、桜の花が咲く頃には海に出掛けて
茎ワカメを採る地元の人たちや釣り人の姿を見かけては・・・「春だな~」と喜んでいます。しかし、春と言っても気温はまだまだ低くブライダルなどのお呼ばれで着て行く服を悩む人も多いかと思います。冬服だと野暮ったく見えるし・・・かと言ってもまだ寒いし~実は私も、冠婚葬祭で苦い思い出が有りますので・・・ご参考になればと・・・

高校生の夏のある日・・・真夜中に友人からの電話で起こされ、悪友が交通事故で亡くなり、数人の悪友が大怪我をして入院したと聞かされました。あわてて、黒のスーツと白シャツに着替えてお通夜に出向きました。
初めての出来事に悲しみと驚きが混ざり合い・・・亡くなった悪友のご両親に、何と言えば良いのか分からず頭を下げる事しか出来ませんでした。そんな私に、悪友のお母さんが、「ちゃんと、黒のスーツを着て・・・暑いのにありがとね。」っと声をかけてくた次の瞬間。。。「わぁ~・・・」っと私は泣き崩れました。
その時に着ていた黒のスーツは決して冠婚葬祭に適したものでは有りませんでしたが・・・
(当時、私が着ていたスーツは、黒のフラノで4釦のセンターベントが入った、アウトポケットでした。)無知だった高校生の私を周りの大人たちは大人の目線で見守って頂けたのだと思います。この出来事が私に、フォーマル(正式)な場面で恥ずかしくない「ちゃんとした、黒のスーツは必要だと!」教えてくれました。そして、服は勿論、靴や小物に対する価値観も大きく変わり、フォーマルな場面で使えるモノは決して、「無駄にならない!」と思うようになりました。

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では、フォーマル・スーツ(礼服)とは?

冠(成人式)婚(結婚式)葬(葬式)祭(法事)というフォーマル(正式)な場面に出席するのに着るスーツをフォーマル・スーツ(礼服)と呼びます。現在の日本では黒のスーツ(ブラック・スーツ)をフォーマル・スーツ(礼服)として認識している人が殆どですが・・・これは、日本独自の解釈から普及したと言われています。
日本国内での式典ならば・・・ブラック・スーツが、1着あればまずは安心だと思います。

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お手持ちのブラック・スーツ(礼服)はブライダルのお呼ばれに着ていけますか?

私は友人やお客様からお聞きしてビックリしたのですが・・・
殆どの人が、「黒のスーツは持ってるけど、お葬式にしか着れないと思う・・・」と言う返事が返ってきました。原因は身内や親戚の葬儀に出席するのに、慌てていたのでサイズが合っていなかったり、時代遅れのカタチに気づかず購入している人が殆どでした。中には、オールシーズン用?の背抜きのセンターベント入りスーツを買っている人もいました。

センターベント&サイドベンツについて・・・・

乗馬などで着用するスポーツジャケットには機能性を高める為にベントも必要で、アウトポケットが主流ですが・・・フォーマルな場面で着るジャケットの裏生地は総裏でセンターベントやサイドベンツが無いものが基本です。機能性より、礼節を考慮したデザインがフォーマル・スーツ(礼服)の定義だと思います。時代とともにブラック・スーツ(礼服)のシルエットも変化していますので・・・ご自宅に親父さんやお爺さんの黒の礼服が有れば、参考にするのも良いかと思います。

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オールシーズン用?の表示について・・・

常識的に考えれば、スポーツのユニフォームや学生服でさえ春夏用と秋冬用に分かれています。20度以上の温度差を無視すれば着用は可能?かも知れませんが・・・決して、快適では無いと思います。特に、湿度が高い日本の夏に快適に着れるオールシーズン用?のスーツが存在するのでしたら、今流行りのクールビズスタイルは提案されなかったと思いますが・・・。

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 JAP’Sの 定番 ブラック・スーツについて・・・

ブライダルシーズンと呼ばれる、3月~6月と9月~11月の気温を考えると夏限定の背抜きのスーツや冬限定のスーツより、タキシードクロスと呼ばれる生地(表面に毛羽や起毛がない)を使ったブラック・スーツが有れば、急な冠婚葬祭にも役立ちますので、3シーズン着用の目的でタキシードクロス(表面に毛羽や起毛がない)と呼ばれる耐久性の有る生地を使っています。我慢すれば、3シーズン(春・秋・冬)は着用できます。
表生地はウール100%・裏地はキュプラ100%の総裏仕様・ノーベント・釦は水牛釦・ジャケットの袖口は本開きです。お葬式でしか着れない礼服ではなく、冠(成人式)婚(結婚式)葬(葬式)祭(法事)というフォーマル(正式)な場面に胸を張って出席して頂く為に、無駄なデザインを全て排除しました。エレガントに生きる人のお役に立てるように考え抜いた集大成です。

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同素材のジャケット・ベスト・パンツの単品購入も可能ですので、お客様の体型変化や時代変化に有る程度は対応できると思います。(お手持ちの、JAP’Sのブラック・スーツのサイズ調整やカスタムメードもお気軽にご相談下さい。)

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