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2012年10月

友情の証

こちらは、10年程前にリリースしたベルトで帯には穴も無ければバックルにもピンは有りません。独特のオイルレザーは微調整がし易く、なかなか壊れないタフな奴でした。当時の常連のお客様が「友情の証ベルト」と命名されました。

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その後も、常連のお客様から「追加生産をして欲しい!」との声を沢山いただきましたが・・・残念ながら、工場との諸条件が揃わないまま廃盤になりました。

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そして今回、常連のお客様からの熱烈なリクエストがきっかけで誕生した新たな「友情の証ベルト」です。前回の32mm幅から23mmに変更しました。

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JAP'Sの定番として現在製作中ですので・・・今しばらくお待ち下さいね!

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衣・食・住と「三方よし」の関係

私は、衣(着る物)に携わった仕事を通じて外国で食事をする事を多く経験しました。
特に世界の台所と呼ばれた香港はお気に入りでしたが・・・もともと、お肉料理が苦手な私は日本人が必ずオーダーするフカヒレのスープやサーロインステーキ等の高級品はパスして安くて美味しい野菜料理や麺類を中心に選んでいましたので食事代はかなり安く済んでいました。しかし外国人の経営するレストランでは、高級なメニューを注文しないと露骨な態度で対応されたり支払う金額に比例したサービスしか提供されない事も多かったので、粗食家の私は食事に出掛ける事があまり好きにはなれませんでした。出来るだけ、日系人の経営するお店を探して・・・焼き魚・冷奴・味噌汁などの粗食の代表メニューを頼んでいましたが、外国での日本食は結構なお値段でした・・・。日本のお米を使い、醤油やお味噌も日本製に拘れば高くなるはずですよね!しかし、日本食を安心して食べれる小さなお店は、私のお気に入りリストに入り毎回の出張で利用させて頂きました。
「ホテルで食べる分厚いステーキの方が安くて美味しい!」と喜んでいた美食家の知人からすれば、わざわざ割高に感じる日本食を選んでいる私を理解できなかったようですが・・・

あれから、十数年・・・その美食家の知人と再開した私は唖然としました!当時のスリムな知人は信じられない程に太って別人になっていました。私は仕事柄、沢山のお客様と接して感じた事ですが・・・独身時代にスリムな体型の人が結婚して数年経過したら必ず太る!このパターンはかなりの確率で起こっています。
これは残念ながら食べ物に対する、知識と意識が不足した結果の答えだと思われますが・・・外部からの影響も大きいのでは?と心配しています。私の知人も同じパターンで結婚して、標準体重プラス15kgに成長していました。程ほどの幸せ太りは微笑ましいですが・・・度を過ぎると、健康面から見ても要注意ですよね!

下の数字は、日本人(17歳)の平均身長と体重の推移ですが・・・

   1900年(男子)157.9cm/50kg     (女子)147cm /47kg
   1966年(男子)167cm /57.6kg    (女子)155cm /51.3kg
   1988年(男子)170.3cm/61.8kg    (女子)157.8cm/52.7kg
   2010年(男子)170.7cm/63.1kg    (女子)158cm /52.9kg

1900年を100とした場合、110年間で男子の身長は108%、体重は126%、女子は身長が107%、体重は112 %変化しています。男子は女子に比べて身長の伸び率はほぼ同じですが、体重の増加率が大きくなっています。

高校生の時点ですでに・・・男子は肥満化しているようです。この原因は、時代背景による食べ物の変化と生活様式の変化によるものだと思われます。日本が長寿大国と呼ばれているのは、1940年頃までの(戦前生まれ)方が元気で長寿だからではないでしょうか?
私の記憶では田舎の祖父母や近所のご老人達はスッキリとした体型で、都会で見る肥満体の大人達は少なかったと思います。きっと、田舎では身体を使って生きている人が多かったのかも知れませんが・・・。戦後から、高度経済成長における学校給食の欧米化と肉食中心の外食産業の有り方が現在の、肥満問題の原因になっていると思います。

人間の味覚は、子供の頃に食べた物がその人の味覚の基準になっています。
親の味覚や価値観がそのまま、子供の成長に影響している事を知らずに缶コーヒーやお菓子を与え過ぎて太りやすい体質や好き嫌いの多い子供に育てているようです・・・勿論、親には悪意は有りません。しかし食の仕事に携わる人達の意識はどうなのか?そんな、危ない食べ物を作って良いのか?販売店は知らないで扱っているのでは?外部からの影響も大きいのでは?・・・と言う疑問を持つ必要があるのではないでしょうか?

有るファーストフード会社社長のコメントに・・・子供達の成長期に「肉食の味を覚えさせる事」で「大人になっても肉 食を続けさせる事」これが、企業戦略だとありました。・・・本当に、恐ろしい話です。昔の日本は貧乏人は粗食で、お金持ちは美食が常識でした。私が子供の頃はハンバーガーは高価な食べ物でし  たのでお気に入りの服を買う為に安い「かけそば」を、我慢して食べていましたが・・・もし、今の時代に生まれていたら 無知な子供の私は、間違いなくハンバーガーを疑う事なく主食にしているでしょうね。
私が育った時代背景には、衣・食・住のあらゆる所に「三方よし」の日本人的な考え方が残っていて・・・無知な子供の私は「三方よし」の精神に守られていたのだと痛感します。
私は、社会人になった時に恩師より「三方よし」の考え方を教わりましたが・・・その内容は子供の頃に親から聞かされていた話と同じでしたので、抵抗なく受け入れる事が出来ました。「三方よし」の考え方は、いつの時代にも全ての人に当てはまる考え方の基本だと・・・今さらながら、この考え方を伝えてくれた先人達に感謝しています。

今回の、与太話を最後までお読み頂いた方へ・・・
これからの時代を生きるヒントになればと、「三方よし」の大切さを今の時代に合わせて大変分かり易く書かれた本を紹介させて頂きます。 

「プラグマティズムの作法」   藤井 聡  ・・・・秋の夜長にお勧めの1冊です。

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